仮想通貨初心者のためのビットコイン入門ガイド
こんにちは、投資アイドル日記#の管理人です!今回は、仮想通貨未経験の皆さんに向けて、仮想通貨の基本やビットコインの魅力、リスク、そして将来の展望について詳しく解説します。
はじめに:仮想通貨の世界とは!
仮想通貨とは、インターネット上で取引されるデジタル資産の一種です。中央銀行や企業による発行ではなく、ブロックチェーン技術を利用して取引の記録と確認が行われます。
要は、仮想通貨はインターネット上のお金のようなものです。そして最も有名なビットコインは発行体がないのも特徴です。発行体とは日本円の場合は日本銀行が発行しています。その発行体がないということは、全世界で共通の通貨として使用できるという大きなメリットになります。
ちなみに、もともと仮想通貨と呼ばれていましたが、2020年5月1日に金融庁が呼称を暗号資産に改めました。仮想通貨という呼称は、日本円をはじめとする法定通貨と混同される可能性があり、誤解が生まれやすいため名称を変更したと考えられています。このブログでは馴染のある「仮想通貨」という名称で説明を進めます。
最近、ビットコインが7万ドルの大台を回復し、イーサリアムのETF承認が市場をさらに活発化させています。これにより、多くの投資家が仮想通貨市場に関心を持つようになりました(2024年5月末時点の情報)。
では次に、仮想通貨の基本とその魅力について見ていきましょう。
仮想通貨の基本と魅力
ブロックチェーン技術とは?
ブロックチェーンは、取引記録をブロックと呼ばれる単位でまとめ、それをチェーン状に連結していく技術です。
要するに、デジタルの取引履歴帳簿が一つずつ繋がっているイメージです。これにより、取引履歴が公開され改ざんが難しくなります。仮想通貨はこの技術を基盤としており、その透明性とセキュリティの高さが特徴です。
人気の仮想通貨
ビットコインとイーサリアムについて
人気かつ有名な仮想通貨として「ビットコイン」と「イーサリアム」は外せません。
以下に解説します。
ビットコイン
ビットコインは、最初に登場した仮想通貨で、デジタルゴールドとも呼ばれています。これは、ビットコインが価値の保存手段として使われることが多いためです。要するに、ビットコインはインターネット上の「デジタルの金」と考えられます。
イーサリアム
一方、イーサリアムはビットコインとは少し異なります。イーサリアムはビットコインと同様に仮想通貨(お金としての価値)を持ち合わせながら。「スマートコントラクト」という機能を持っています。スマートコントラクトとは、特定の条件が満たされると自動的に実行される契約のことです。例えば、ある商品が発送されたら自動的に支払いが行われる仕組みなどです。
イーサリアムは、こうしたスマートコントラクトを使って、さまざまなサービスやアプリケーションを作るための基盤(プラットフォーム)です。例えば、イーサリアムを使えば、仲介者なしで資産の売買や貸し借りができるアプリを作ることができます。
要するに、イーサリアムは「デジタルの万能プラットフォーム」であり、プログラムを書いて自動化できることがたくさんあるシステムを作るための土台です。これにより、銀行や仲介業者なしで取引や契約を自動的に実行できる仕組みが作れるのです。
このように、ビットコインとイーサリアムはそれぞれ異なる特徴と用途を持っているため、自分の目的に応じてどちらを使うかを選ぶことができます。
仮想通貨の魅力
仮想通貨にはいくつかの大きな魅力があります。それぞれ詳しく説明します。
1. 分散型の仕組み 仮想通貨は「分散型」と呼ばれる仕組みを採用しています。これは、中央の管理者(例えば銀行や政府)が存在せず、多くのコンピュータによって管理されているという意味です。要するに、仮想通貨はみんなで管理するお金なのです。このため、一つの場所でシステムが壊れたり、誰かが勝手に操作することが難しくなっています。
2. 透明性 仮想通貨の取引はすべて公開され、誰でも見ることができます。これは「ブロックチェーン」という技術を使っているからです。ブロックチェーンは、取引の記録をブロックと呼ばれる単位でまとめ、それを鎖のように繋げることで、改ざんが難しくなっています。要は、誰がどれだけのお金を送ったかを全員で確認できる仕組みです。
3. 国際送金の利便性 仮想通貨はインターネットを通じて世界中どこにでも送金できます。銀行を通さずに直接送金できるため、手数料が安く、送金が速いというメリットがあります。これにより、海外にお金を送るときも簡単に、そして安く送ることができます。
4. 政府や金融機関の影響を受けにくい 仮想通貨は分散型のため、政府や銀行などの中央機関の影響を受けにくいです。これは、特定の国の経済状況や政策に左右されずに使えるということです。例えば、ある国で金融危機が起きても、仮想通貨の価値は直接影響を受けないことが多いです。ただし仮想通貨の取り扱いについては各国で法整備が進められており、今後は柔軟な対応が求められるようになるかもしれません。
5. 新しい技術とサービスの登場 最近では、Web3やDeFi(分散型金融)などの新しい技術やサービスが登場しています。これらは、仮想通貨を使って新しい形のインターネットサービスや金融サービスを提供します。例えば、Web3は中央管理者なしで運営されるウェブサービスを指し、DeFiは銀行を通さずに融資や投資ができるシステムです。
仮想通貨のこうした魅力により、ますます多くの人々が注目し、利用するようになっています。
ここまでで仮想通貨の基本を理解いただけたと思います。それでは、実際に仮想通貨を始める方法について見ていきましょう。
仮想通貨の始め方
取引所の選び方と登録方法
信頼できる取引所を選びましょう。セキュリティ対策がしっかりしていることが重要です。例えば、コインチェックは過去に流出事件がありましたが、現在は東証プライム上場のマネックスグループの一部となり、セキュリティが強化されています。
日本円の入金方法
口座が開設できたら、日本円を入金します。入金方法は銀行振込、即時決済、コンビニ決済の3つがあります。最も便利なのは即時決済で入金後すぐに取引を始めることができます 。
ビットコインの購入
ビットコインの購入は、取引所や販売所を通じて行います。初心者の方には、簡単に取引ができる販売所をお勧めします。販売所では手数料がやや高いですが、取引が確実に成立します。
では次に、仮想通貨のリスクと対策について詳しく見ていきましょう。
仮想通貨のリスクと対策
価格変動のリスク
仮想通貨は価格変動が激しく、短期間で大きな損失を被る可能性があります。市場の動向に敏感になり、常に最新情報をチェックすることが重要です。
セキュリティリスク
仮想通貨はデジタル資産であるため、ハッキングや詐欺のリスクも存在します。セキュリティ対策が不十分な取引所を利用すると、資産を失う危険があります。二段階認証やハードウェアウォレットの使用を推奨します。
税金について(日本に限る)
2024年5月時点の日本では、仮想通貨による雑所得には、総合課税が適用されます。所得が大きくなればなるほど、税率も高くなる仕組み(累進課税)で、最高で45%、住民税・復刻特別所得税を合わせると55%の税率となるため、日本でビットコインをする場合に税負担も考慮しておく必要があります。
仮想通貨はその特性上、価格の変動が大きい傾向にあります。例えば日本株なら日本だけを注目しておけば良いですが、仮想通貨は全世界共通です。その為、各国の経済や政治、情勢など注視するポイントが多岐に渡ります。
その為、投資初心者の方が始める場合は、まずはサテライト的(メインの投資ではない投資)な位置づけで、少額から始めることをおすすめします。
ここまでで、仮想通貨のリスクとその対策について理解いただけたでしょうか?仮想通貨の利用が世界でも更に活発化してきた際には、日本でも利用者が今後増えてくると思われます。その際に対応できるだけの知識をここで身に着けておきましょう!
まとめ:初めての仮想通貨投資を成功させるために
仮想通貨投資を始める際には、基本をしっかりと押さえ、リスク管理を徹底することが重要です。また、常に最新の情報を収集し、市場の動向に敏感になることが求められます。初心者の方はまず少額から始めて、取引に慣れていきましょう。また、分からないことがあれば積極的に調べ、学ぶ姿勢を持つことが大切です。
今後も初心者の方に向けた投資情報をわかりやすくお届けしていきますので、ぜひチェックしてください!ではまた!